手前の水耕栽培が がじゅまる。
この子は自転車の仕事を本格的にはじめるきっかけになった熊本のツール・ド・コリアの仕事の帰りに、羽田空港内の花屋で買った。
新しい事務所を作り、そこに緑が欲しかったから。
新たな人生の出発点の仲間のひとり。
隣のハートカズラは
事務所の近所の花屋で買ったもの。
殺風景な部屋だったから、くつろげる空間を作りたかった。
どっちももっと生い茂ったこともある。
枯れそうになったこともある。
がじゅまるは、生えているいる瓶が小さいせいか、、これ以上大きくなる様子はない。
冬が終わるころ、母が来て
水の入れ過ぎだよ。それにこの枝は切った方がいい。と教えてくれた。
母は緑の言葉がわかる。彼女にかかったらなんでもジャングルのように育つ。
見た目が綺麗な観葉植物を作るのは苦手。
とにかくボーボーに好き放題に育つのが特徴(笑)
そんな彼女のアドバイスは大いに役立った。
切った枝も隣に刺したところ、いまだに枯れる気配はない。
見た目の良しあし的にそこにあるのはどうかと思うが、枯れたら取ろうと思っていたのに、枯れないから残っている。
抜き取る勇気は私にはない。
小さな葉っぱも沢山根元の方から生えてきている。
もう7年くらい一緒にいるんだな。
不思議なことに買ってきた時とあまり変わっていない。
緑の時のスパンは人智及ばない。
わたしの時間も一緒に生い茂ったり、枯れかけたり。
そしてあまり変わっていないのかもしれない。
この夏はもう少し生繁って欲しいな。
瓶を変えた方がいいかな。
素敵なガラス瓶が欲しいな。
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がじゅまる。
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