ひずんだ風の朝に
私の歌ってる中にそういう曲がある。
人は生きてく間に幸せな事ばかりではないらしい。
人は小さな時から幸せでない人もいるという。
私はごく普通の両親に育てられ、兄弟も四人だし、生まれた時から当たり前のように賑やかに、そして毎日色んなことがありながらもワイワイ大騒ぎな子供の頃を過ごした。
大人になってからも良い事ばかりでは無かったけれど、ピンチだ!と思っても何かしら助けてもらえて、捨てる神あれば拾う神ありという言葉のとおり過ごして来れた。
それはスゴく幸せな事だと思う。
人を憎んだこともないし、あんまり拘らない人なので羨んだりしたこともない。
どこまでいってもマイペース。
できるだけニコニコしてようと思う。
辛い時も悲しい時もニコニコしてさえいれば、辛い事も悲しい事も去って行く。
でも、そうじゃない人々がいる。
それは本人のせいじゃ無くて、たまたま生まれたところが戦争している場所だったり、貧困や何かそういった恐ろしい場所だったりする人達がいる。
大人になるまでよく知らなかったこと沢山あるね。
でも、地球はひとつだし全部つながっている。
どうしてそこだけそんななの?
わからない。
どうして皆んなおんなじような幸せに過ごせないの?
何かを変えなければならない時が来ている。
そう感じるから、そんな気持ちを込めてこの歌をうたう。
ひずんだ風の朝に
は、そんなうた。